2008年01月09日

弾き初め

私の今年の弾き初めは1/3だった。公私共々の事情で、1日1000本ボゥイングはおろかバイオリンを触ることすら劇的に少なくなってしまった今日この頃。徐々に環境は改善されつつあるので、また練習に力を入れていくようにしよう。年末のワークショップでやった「Soldier's Joy」「Paddy's Return」が非常に気に入ったので、その2曲を中心に今年の初練習を行った。

そして昨日は、今年の初レッスン。通しでは、推定・第90回目のレッスンだ。多趣味であるが移り気も早い私にしては、コイツは長く情熱を保ったまま続いている趣味だ。それどころか、おそらくフィドルは死ぬまで弾いているだろう。我が人生を彩るファクターがひとつ増えたことに感謝しつつ、恒例の「Down by the Sally Gardens」からスタート! 流石に90回に及ぶレッスンで毎回弾いていれば、そこそこの安定感は出てきている模様。師匠からも「表現もなかなか良い」とのお言葉。うむ、最近は時間が取れるときにちょろちょろと練習しているせいか、出だしとしては好調な滑り出しだ。

いつものジグセットに加えて、前述の2曲を診て頂く。ボゥイング・パターンや装飾のバリエーションなど中心に練習する。ポルカ、ジグ、ホーンパイプ、リールと基本的なボゥイング・パターンは身についてきたのだが、そうなってくると逆にそのパターンだけでは不満が出てくるのである。アイリッシュは繰り返しの多い音楽なので、毎回同じフレーズを同じように弾いていては非常につまらない楽曲になってしまうのだ。セッションで皆でワイワイと弾くだけならそれでもいいが、いずれはソリストを目指す身にすれば深刻な問題だ。 なに? 新年早々、夢見てるんじゃないって? 黙れ、想像するだけならタダだ。 ロールの使い分けやトリプレットなどを交えたり、ボゥイング・パターンを部分的に崩して変化をつけていく。しかし一度身についたものを崩すというのもまた難しい話。油断すると普通のボゥイングに戻ってしまう。うう…今年も不器用さん…。


レッスン終了時間になっても次の生徒さんが来られないため、時間延長してさらに私のリクエスト曲である「Banshee」も診てもらう。これはリールなのだが、激しく繰り返しの多い曲。この曲にこそバリエーションの多様さが必要なので、色々なパターンを試しつつ練習。あ〜だこ〜だとやっていると、どばしゃ〜ん!と扉が開き、次のレッスン生が登場。おお、モサドさんじゃないですか!(参照) 仕事が忙しく、遅刻されて来られた模様。挨拶など交わしつつ楽器を片付けて、席を譲る。 …あれ? モサドさん、そんな楽器でしたっけ? やたら雰囲気のある古そうなバイオリンだ。しかし、どこかで見たことある楽器のような…?

師匠 :この楽器凄くいいんですよ〜。音もいいし、音量もありますし。
せば :おお〜、何か雰囲気ある楽器ですもんね。
モサド:実はアコースティック・ハーモニーで昨年買ったんです。
せば :魔窟ですか! なんだか見たことある楽器のような気もするんですよね。
モサド:あそこのマスターの練習用のを強奪して購入したんですよ。あはは。


…そしてアレな方がまたひとり。
posted by せばすちゃん at 11:41| Comment(8) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月04日

突っ走り宣言

遅ればせながら、明けましておめでとうございます! プレイヤー仲間の皆様、読者の皆様、その他有象無象の下民ども。今年も宜しくお付き合い下さいませ!


さて、既に三箇日も過ぎてしまったわけが、昨年一年を振り返り、今年の抱負などを掲げてみたいと思う。昨年の目標というのを一昨年の年末に挙げた(参照)のだが、それは以下のようなものであった。

1. 簡単な曲でいいので、踊れるリールを弾けるようなること。
2. オリジナル・セット、オリジナル曲の研究
3. バンド、もしくはシンセ併用で聴かせるアイリッシュの研究

リールに関しては拙いながらも数曲を弾けるようになったし、それなりにリズム感も出せるようになってきていると思うので、まぁ合格かな? 項目2に関しても、オリジナルセットどころか即興で色々な曲を自由に繋げて弾けるようになってきたし、出来はともかくとして「せばジグ」なるオリジナル曲も発表出来たので、これもまぁヨシとしよう。項目3はバンドでは一回も出来なかったし、オリジナル・アレンジも発表は「Scartaglen Polka」の1曲(参照)だけに留まったので△かな? まぁ、達成率は70〜80%に及ぶので、トータルで合格としよう!

さて、今年の目標も挙げてみるとしよう。

1. リールの強化。目標曲:「Farewell to Erin」
2. 謳うジグの強化。目標曲:「Lark in the Morning」
3. オリジナル曲の研究。
4. バンド編成のアレンジ研究

常日頃から言っている持論であるが、目標には具体性がなければ意味がないので、リールとジグには目標曲を設定してみた。いずれも音をなぞるだけなら今でも弾いている曲だが、この2曲を「せばらしく」弾くのが目標だ。この2曲は「こう弾きたい」というイメージが比較的明確に自分の中にあるので、選択してみた。リズム・ビシバシ系というよりは、フレーズのアーティキュレーションなどを中心に独自性を出せればと思っている。「せばの弾くErinとLarkはカッコいいぜ」と言われてみたいね。

オリジナル曲に関しては、実はアイデアは既に数曲分ある。せばジグは一部でなかなか好評だったのだが、なにせ作曲者自身が上手く弾けないというワケワカラン状態を内包していた。今年は作曲者の威厳を高めることにも傾注したい

バンド編成での演奏はいつかやってみたい目標だが、その日に向けて研究をしてみたいと思う。まずはフィドル2〜3本+ギターという編成でアレンジなどを考えてみたいね。ホントいうと、ベースとブズーキ、リズム楽器も欲しいのだが、そんな編成では試す機会もないだろうしなぁ…。ちなみに私の理想とするアイリッシュ・バンドには笛は含まれていない。笛吹きの方からは大ブーイングを喰らいそうだが…。


昨年一年を振り返ってみると、実に色々あった年であった。プライベートではついに独身貴族の座を返上したし、実母の入院も経験、仕事でも国際学会で2回も発表する機会を得た。フィドルにおいては、東京や九州への遠征をしたし、果てはイタリア・クレモナへの訪問を果たし、既に巨匠への道を歩みつつある菊田さんにお会いすることも出来た。地元でも初心者練習会「せば組」の結成があったりと、イベントには事欠かない一年であった。それらにおいて多くの方々と出会い、知己を得たこと。面識もなかった方々と年来の友のように接していただけたこと。改めて素晴らしいことだと思うし、フィドルを始めて本当によかったと思う。また、独断と偏見の塊で、やたら見下ろし口調なくせにアホな内容しか書いていない当ブログを読んでくださり、またコメントを下さる方々にも心からの感謝を捧げたい。 


今年もまた一年、元気いっぱいに突っ走ります。今年も宜しくお願いいたします!
posted by せばすちゃん at 13:45| Comment(5) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

力いっぱい弾き納め!

レッスンも本年度分は終了し、オキャ会・忘年会も終了した。しかし、私にとってまだそれは弾き納めではなかった。12/30に行われるフィドル倶楽部のアイリッシュ・初心者練習会。これは師匠主催の練習会なのだが、意外なことに、今まで一度も参加したことがなかった。今年最後の練習会は、終了後に忘年会も行われるということで、師匠にもお誘いを頂いていたので、逝ってみることにした。

この初心者練習会は13時から始まって、1時間ごとによりレベルの高い練習会に切り替わる形式になっている。周りの話を聞いて、生意気にも15時のパート3から参加することに決定。私用のため15:40頃に会場入りを果たす。


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歳末の何かと慌ただしいこの時期、参加人数もそう多くないだろうと会場の扉を開けると、芋の子もビックリな大人数。その数なんと21人! …アイリッシュやってるヤツって、こんなのばっかりか!? 家のこととか大丈夫なのか? 大掃除はしたのか!? 最近25年ぶりにプラモ作りなどしているため、机の上をひっちらかしている私だが、人のことは心配できるものだ。

練習会の形式は師匠が課題曲を提示し、それをレクチャーしながら皆でゆっくりあわせて弾いていく形だ。今回の課題曲は「Soldier's Joy(Hornpipe)」「Paddy's Return (Jig)」「Jackie Coleman's (Reel)」の三曲。装飾音やアクセントのつけ方を中心に丁寧な指導。そして何度も何度もゆっくりしたテンポで繰り返して、曲を仕上げていく。うん、このやり方はなかなか好きかも。リールはちょい難しいが、難易度もベラボーに高いわけでもなく、非常に勉強になった。来年はもっと積極的にこの会にも参加しよっかな〜。



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さて練習が終わると、会場にテーブルが並べられ、教室スタッフの手料理がカウンターに並ぶ。料理はバイキング形式で、飲み物はキャッシュ・オンというシステムだ。初めて参加した会だが、参加者には顔見知りも多い。オキャ会メンバーもおられるし、なんと「せば組」からも合計5人が参加! なかでもせば組のエース・フィドラーであるtakeさんが、事前告知もなく参加されてたので吃驚。やっぱりこの方もアレですねぇ。

半分ほどは初顔あわせなメンバーだったが、そこは同好の士、話もはずむ。しかし、この忘年会にはとんでもない罠が仕掛けられていたのである。まず上記の写真を見ていただきたいのだが、カウンターの左端で大森師匠がミキサーをイジっておられる。そして画面左端にはブーム・スタンドが三本…。 …何故にPAなんぞが…?? 


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…っていうかステージが設置されてるし!! なんとこの忘年会、オープン・マイク・セッションも兼ねていたのだ。要するに「弾きたいヤツはステージ登って弾きまくりやがれ!」という男前極まりないシステムなのである。もちろん日本屈指のチキン・ハートを誇る私には、そんな度胸も技術もありはしない。隅っこで隠れるようにチビチビと飲んでおくことにする。最初はみな遠慮して誰もステージに上らなかったのだが、数名のブレイブ・ハート達がステージに登りはじめる。うおおお…すげ〜度胸だ…惚れるぜ。しかし、やはり獅子の心をもつ男は少なく、また壇上は空席に。

フィドル倶楽部のマスターであるYさんが私の傍へと忍び寄り、一言。 「そんなところで黒幕してないで、あそこで弾いて下さいよ。」 だ…誰が黒幕デスか!? 黒幕どころか下っ端も下っ端、本年度のベスト・シタッパーに選出されてもおかしくないこの私を捕まえて、いったい何という言い草か!? しかし、このYさん。まだお会いしたことは数度なのだが、私がこの誰も壇上に登らないような空気に耐えられない人間であることを、その洞察力で察知していたのだろう。


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(photo by hiroさん)

というわけで、壇上にて弾いてきました。本来なら上手い人がこういう場でガンガン引っ張っていくのがスジだと思うのだが、せっかくこういう面白い企画があるのに誰も弾かないというのも勿体無い。ヘッタクソながらジグセットなどを弾く。よく考えたら今年は発表会も参加しなかったので、最後の最後でステージに登ったのは、シメとしては良かったかもしれない。経験値を増やせたし、ヨシとしよう! しかしまぁみんな、壇上には上がらないくせに煽りの凄いこと。弾き語りしろだの、せばジグ弾けだの。…いつか復讐してやる。(ぼそっ)


なんだかんだで、終わってみれば21時過ぎ。13時から参加している人は、延々8時間弾いていたことになる。まったく、どいつもこいつも…。私の理解の範疇を遠く超えているね。あ、私はたった5時間半しか弾いてませんから! そしてそれだけ弾いているのに、まだ弾き足りない顔をしている人間がちらほら。見てみると、全員せば組のメンバー。…え〜と…飽くまで私は名誉会長であって、組長ではない。すべての責任は組長にあるので、そこんとこヨロシク。流石にそこからカラオケになだれ込むほどの時間もないので、近くのバーでお茶をしばく。今年一年を振り返り、来年の展望を見据えつつ馬鹿話に花が咲く。やがて名残を惜しみつつも解散となった。



参加の皆様、お疲れさま&有難うございました! そして今年一年、このブログにお付き合い頂いた読者の皆様方、本当に有難うございました! 腕前は上がっていないどころか、下手すれば劣化しているかもしれないが、楽しい時間を過ごし、貴重な経験もたくさん積むことが出来たと思う。来年もアレな仲間たちと楽しい時間を共有できることを切に願う。ちなみに構想2年のアホ企画が来年こそは実現するかも!? 乞う、ご期待! そして、来年も宜しくお願いいたします。
posted by せばすちゃん at 20:47| Comment(10) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

師走を駆け抜ける熱い風

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クリスマスは終わったが、街はまだ電飾に飾られ、師走の独特の空気を醸し出している。雨に塗れた舗装に照明が反射し、より一層の幻想的な空間を作り出している。陽が落ちて気温は下がる一方であったが、その日その一角にだけは熱い風が吹き荒れていた。 

そう…熱く、密度の濃い、魂を揺さぶる風が。
 

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そう、以前に当ブログでも告知した年末恒例・練習会&忘年会である。借金取りも走り回るというこの季節、なかなか時間がとれない方も多いかと思ったのだが、蓋を開けてみれば参加10名のなかなかの大所帯。う〜む、皆さん熱心というかなんと言うか…まぁ、敢えて何も言うまい。仕事を終わらせて速攻で参加したのだが、遠距離通勤の悲しい性で、20時からの参加となった。

練習スタジオの重いドアを開けると、聞こえてくるのは「Farewell to Erin」 なるリール。うほ〜、これまた私の大好きな曲である。入り口付近でフィドルを掻き鳴らしているのはYoshiさん。むむ…やりますな。  …Yoshiさんが、Farewell to Erin !? 何度かこのブログにも名前が出てきているこのYoshiさん。バイオリン暦はまだ浅く、初心者練習会である「せば組」にも参加されている方だ。その彼が、リールを激弾きしているのである。ちなみに私はこの曲は大好きだが、ロクすっぽ弾けやしない。お、おのれ…血ヘド吐くほどコソ練しましたな…。また一人ブチ倒さねばならない漢が増えたようだ…かきかき。

練習会には久しぶりにお会いする方も三人。ひとりは以前にフィドルの会でお会いした、若き大学院生フィドラー・なっとうさん。(参照) この方は大学オケも経験されている凄腕フィドラーである。もうひとりは何度か一緒に遊んだことのあるフィドラー&ダンサーの「じぇしか」さん。彼女はしばらくオーストラリアへ行っておられたので、久しぶりの再会だ。三人目はダンサーの和(かず)さん。以前はフィドルを弾かれていたのだが、最近ではコンサーティーナばかり弾いているとのことで、今回はコンサーティーナでの参加。旧交を温めつつ、まったり空気で練習会は進む。途中参加のため若干物足りない感はるが、一時間ほど弾いたところで三次会会場へと場を移す。(注:練習会は二次会。一次会は不参加のため、記事は省略)  
 

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三次会の会場はこれまたお馴染み、アイリッシュ・パブ「カプリシカ」。当日はライブ日なので、アイリッシュの生演奏を聴きながら飲みますか!という趣旨だ。店に入ってみると…げ! ピーター!? 古い読者ならご存知かと思うが、2年前、フィドルをはじめたばかりの一観客に過ぎない私を、無理やりステージ・デビューさせてしまった悪魔の男・Peter Damashek氏である。(参照) う〜む、狭い世界とはいえ、何かの因縁かね。

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和さんのお友達でダンサーでもあるお方が三次会から参入されたため、実はダンスも踊れる多才な漢・なっとうさんを含めてダンサーが4人! それではということで、プチ・ケーリーが発生。ダンスを見ているといつも思うのだが、よくあんなややこしそうなステップを覚えれるよなぁ…。自分では踊れないが、見ていて楽しいね。


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楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、気がついてみれば終電の4分前。アレ系であることを頑なに認めないYoshiさんは奈良からの参加なので、とっくに帰る手段などない。友人宅に泊まるとのことであったが、それをアレ系じゃなくて何だというのか!? まぁとにかく、アレな人たちばかりであっても、そこが心地よいことは疑う余地がない。


参加の皆様、お疲れ様でした&有難うございました!! 主催のhiroさん、いつもながらご苦労様でした! 来年もまた一緒に遊んでくださいませ。
posted by せばすちゃん at 02:16| Comment(7) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

貴方とメリー・クリスマス

私はこの季節忙しくしているし、妻も不規則な勤務体系なので、新婚なくせに、すれ違いが多い生活を送っている。クリスマス・イブは私が当直業務だし、25日は妻が仕事に出ているといった色気もへったくれもないクリスマスだ。まぁ、仕方ないっちゃ仕方ないんだがね。しかし、25日は今年最後のレッスン。キチっと締めておかねばなるまい! 当直明けの眠い目をこすりながら、レッスンへゴー!

第89回目となるレッスンは、いつも通り「Down by the Sally Gardens」から始まった。師匠に習い始めて1年半近く。つねに最初はこの曲を弾いているだけあって、かなりこなれてきた感はある。そして、これまた定番の「せばすちゃんセット」こと、Blarney Pilgrim 〜 ConnaughtMan's Ramble 〜 Kesh Jig のジグ・セットへ。これも毎回弾いているのだが、これはモヒトツ決まらない。最近はリズム重視ではなく、メロディを綺麗に弾く方向で練習しているのだが、なかなか難しい。KeshのBパートの音程もいまだに不安定だ。どうも頭で思っているより、音程を低くとっちゃうんだよな〜。

そして今回はリールではなく、久しぶりにホーンパイプをやることに。ホーンパイプはボゥイングを見直して密かに練習していたのだが、これは随分よくなって来たと思う。特に「Right of the Man」はなかなか雰囲気が出てきているような気もする。いつもならこの辺りでタイムアップになるのだが、次のレッスン生がお休みだったため、そのまま1時間レッスンへ移行! 

今日はホーンパイプな気分なので、こちらからPride of Petravoreをリクエスト。これは大好きな曲で、非常にカッコよろしい。セッションなどではちょくちょく弾いていたのだが、いまひとつ弾き方がよく判らないので困っていたのだ。師匠もちゃんとは弾いたことがなかったようだが、私のたどたどしい演奏から、あっという間に曲を掴むと、自分なりの解釈をつけて弾いていく。おおお〜、凄い…大森色になってる…カッチョイイ!

ボゥイング、リズムの乗せ方・抜き方、フレーズのバリエーションなどを色々と試していく。しかしまぁ、達人となると、本当にどんな弾き方でも出来るんだなぁ…改めて舌を巻く。まさに変幻自在だ。私もそれを真似てやってみるのだが、そんな簡単にはいかんぞ!? 


師匠:あ〜、そこはあまりリズム感を出さずに弾いた方がいいですね。
せば:こんな感じですかね? (演奏)
師匠:ん〜、まだアクセントが強調されすぎですね。
せば:それじゃ、これでは? (演奏)
師匠:まだ強いです。
せば:むきー! (演奏)

以下略


どうもアクセントをつける練習をし過ぎて抜くことが出来なくなってるようだ。 不器用ここに極まれり…。こうして煌びやかなクリスマスの夜、人気の無いビルの一角にある音楽教室で、野郎二人の時が流れていく。


…何やってんだ、コンチクショー。
posted by せばすちゃん at 12:02| Comment(18) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

来たれ! アレ系・忘年会!

告知です。来る12/28・金曜日、今年の最後を締めくくる恒例・大忘年会を開催いたします。 今回は買う・弾く・飲むの怒涛のツアー構成となっております。 詳細は下記の通り!


第一弾 嵐の魔窟・蹂躙ツアー 15:00〜
このブログで何回も出てくる魔窟こと「アコースティック・ハーモニー」への突撃ツアーを敢行いたします。珍しい楽器やお値打ち楽器がテンコ盛り。さらに値引き担当大臣として、モハー氏が同行されます。彼は同店に対し巨額のODAを施行しているため、彼が一緒にいると大幅値引きが期待できるかも!?

第二弾 力いっぱい弾きまくれ! 地獄の練習会 18:00〜
我らが常宿・兵庫県立芸術文化センターのスタジオにて、練習会を行います。当ブログでもお馴染みの個性豊かなメンバーが大暴れ。初心者の方も歓迎です!

第三弾 或いは、それこそがフィドラー人生〜怒涛の飲み会 21:30頃〜
練習会終了後、そのまま近くのアイリッシュ・パブ・「カプリシカ」になだれ込み、忘年会を行います。セッションはありませんが、当日は店内にてアイリッシュ・ライブをやっています。音楽を聴きながら、ただ飲むもよし、語るもよし、暴れるもよし。(注:これは嘘デス) 皆でワイワイとやりましょう!



練習会いちど出てみたいな〜という方、初心者の方も歓迎です。もちろん飲み会だけ参加とか、魔窟ツアーのみ参加など、部分参加・途中退場も自由です。対象はアイリッシュもしくはバイオリンを愛する全ての方です。もちろん、せばファンな女性陣も大歓迎です。(だから、いねーってば…) 奮ってご参加下さい。

ちなみに、私は仕事のため、第二陣の練習会の途中からの参加となります。なお、企画・侵攻進行はhiroさんが担当してくださっています。参加を希望される方は、当記事にコメントを下さるか、下記メール・アドレスまでご連絡ください。詳細をお伝えいたします。



ishico@hcc6.bai.ne. (スパム予防です。 最後にjpをつけて下さいね!)
posted by せばすちゃん at 13:34| Comment(8) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月23日

ここに極まれり

最近、まわりでは「アレなひと」というフレーズが流行っている。誰が最初に言い出したのかは知らないが(え〜)、要するにちょっとやり過ぎな人間を指す言葉だ。私にはそういう面が無いので、非常に理解に苦しむところだ。 (あっ、石投げないで!) 昨日はそんな「アレな方々」が集まる練習会・「オキャロランを弾く会」に参加してきた。
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ちなみに会場である兵庫県立芸術文化センターにも電子掲示板が導入され、スタジオ入り口にはこのような表記が! どうでもいいことだが、なんだか、こういうのは気分が盛り上がるね。 「その他」ってのが気になるが。 朝からちょっと小作業をしていたので、一時間遅れで会場入り。

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2重の重い防音ドアを開けると、中では怪しいオヤジが怪しい弓でリールを激弾きしている。え〜と…何故、卿がここにいる!? もちろん、このブログを読んでおられる方はご存知かと思うが、東京在住のフィドラー・モハー氏である。まぁ、もともと関西出身なので帰省もするだろうし、仕事の都合で頻回にこちらへ来られているのは知っているが…なぜ朝の9時から、こんなところにいるのだ!? 聞くと、朝も暗いうちから始発でこちらへ来られたとのこと。しかも皆を驚かすために、主催者であるhiroさんにも内緒での奇襲攻撃。 …はっきり言いマス。 それはビョーキです。 

今回は人数も5人だし、気心のしれた面子ばっかりだったので、非常にくつろいだ雰囲気での練習。私もここ最近はめっきり練習量が減っているので、リハビリに努める。う〜む、かなり色々と忘れていたり、出来なくなってるなぁ…。やはり日頃の練習こそが大事ということか。途中、季節ネタとしてクリスマス・ソング特集などもアドリブで飛び出し、実に楽しい練習会だった。しかし、3時間の練習会が短く感じるようになってくるとは…私はちょっとはアレ系なのだろうか?


さて練習会も終わり、昼食タイム。オキャ会では練習後に近くのアイリッシュ・パブ・「カプリシカ」にて、皆で昼食を摂るのがなかば恒例化している。私は車を付近のコイン・パーキングへ移すため、皆と一度別れ、再度カプリシカにて合流する。すると、モハー氏が忽然と消えている。残されたメンバーに聞くと、「次の予定がある」と言って先に帰られたという。 あれ? モハー氏はこういう付き合いはいい方だと思っていたのだが…。その時はふと違和感を覚えたのだが、後になりその理由が判明した。なんとオキャ会参加のあと、そのまま新幹線に飛び乗り、九州まで移動。博多で行われるセッションに参加していたのである。ちなみに翌日には再度大阪へ戻り、大阪での練習会に参加する予定とのこと。


アレなひと、ここに極まれり。



一度、私の外来を受診してください。今なら、頭部MRIをサービス致しマス。

posted by せばすちゃん at 12:56| Comment(16) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

新橋のアレな夜

先日の予告通り、新橋の「ゆっくりセッション」に突撃する日がやって来た。いや、正確には学会に参加し、そのついでにセッションに参加するのだが、どうもこの辺りを恣意的か否かはよく判らないが、取り違えておられる方が非常に多いので、この際確認しておきたい。


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今回のゆっくりセッションは20時からの開始。横浜の学会会場から移動し、新橋のホテルにチェックイン。これから始まるであろう激闘に備え、しばし休憩をとってから、会場であるパブ・「Irish Times」へと向かう。時間ピッタリに突入したのだが、既に10人近くが参集している模様。うぉ…なんだか例によって、皆さん、殺る気満々である。

主催のKevinさん、お馴染みモハーさんをはじめ、凄まじい成長を遂げ、最近では「教授」の称号をほしいままにする「はる」さん、踊るイラストレーター・バウロン使いのオサムさん、渋い大人の魅力爆発のバンボンさんなど、さすがに参加3回目にもなると知った顔も増えている。うう…しかし、みんな凄腕ばっか…。

最初は食事を摂っていたせいもあり、ためらいがちだったセッションも、血中アルコール濃度が上昇するにつれ、徐々にヒートアップしていく。そして、続々と到着する増援部隊。


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気がつけば、立錐の余地もないほどの大盛況。狭いスペースに入りも入ったり、なんと16人。思わず、「ええい、貴様ら他にやること無いのか!?」と叫びたくなるほどの活気だ。 いいね、こういう雰囲気は大好きだ。この地にも、アレな方々は多数棲息されているようだ。音に聞こえる、超絶爆音フィドラー・熊五郎さんや、若手ドエリート(注:せば語で超エリートの意)・フィドラー・ken10さんも参上。噂どおりの腕前を披露され、セッションは加熱・加速していく。


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最初は何をやればいいのか判らなかったものの、はる教授が「この曲やりましょう」と提案してくださったり、何を弾いてもほぼ100%の確立で追従してくださる脅威の笛使い・yutaさんのサポートもあり、徐々に調子にのっていくせばすちゃん。今回はリズム隊もいるし、バンジョー・ブズーキ・ギターと伴奏楽器も充実しているので、実に楽しい。一部怪しい音を出してしまっても、あまり気にならない…かもしれない。 なに? それ以前に本当に怪音は一部なのかって? 黙れ。 それが仮に90%であったとしても、日本語的にはそれは一部で通るのだ、うん。 …多分。


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楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもの。2時間30分のセッションは瞬く間に終了となった。もともとの実力に加え、最近の練習不足のため、演奏自体は散々な出来だったが、本当に楽しい時間を過ごすことが出来た。もちろん関西でいつもやっているメンバーも楽しいのだが、やはり「ゆっくりセッション」には、ここならではの色があり、個性がある。参加メンバーも非常に面白く、キャラが立った方が多くて、それは大いなる魅力だ。

参加の皆様、本当にありがとう&お疲れ様でした! 次回の襲撃の際にも、また一緒に遊んでいただければ幸いです。



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…弾き足りない…。(ぼそっ) ぬおおおお、こんな楽しいメンツが揃ってて、たった2時間半のセッション…そんなの我慢できるかぁ!! それを我慢できるような私ではないし、それを我慢できるような人間になりたいとも思わない。(きっぱり) というわけで、恐る恐る、「え〜、二次会は…」と駄々をこねてみる。無理が通れば道理が引っ込むとはよく言ったもので、なんと7人もの方が賛同して下さり、23時を回っているのに、カラオケ店へとなだれ込む。


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メンツはKevinさん、モハーさん、はるさん、オサムさん、yutaさん、ken10さん、せばすちゃん。構成的にもギター・バウロン・笛・フィドルと好バランスだ。二次会はクローズな環境のせいか、いきなりのハッチャケ・モード全開。 まずはポルカ回しから始まったのだが、これがまた、どうにもこうにも止まらない。30分弾き続けても、まだ終わらない。異常なまでに沢山の曲を知っておられるyutaさんが、悪戯っこの瞳で次から次へと仕掛けてこられるのだ。「ポルカで負けるわけにはイカン!」と論拠の無い意地を張り、無謀にも真っ向勝負を挑むせばすちゃん。モハーさんの、「ポルカだけで終わる気か!?」という制止がなければ、もうちょっと続いていたことだろう。むぅ…恐るべし、yutaさん。ここに新たなる確執が生まれたことは、公然の秘密である。リストに一名様追加…と。


ようやくポルカが終わると、各々が弾きたい曲を曲出しして、それを弾いていくスタイルとなったが、それもまた一癖もふた癖もありまくり。例によってモハーさんがマニアックな選曲をするかと思えば、当たり前のように追従するken10さん、はるさん。kevinさんが歌モノを始めたかと思うと、いつの間にか「サリー・ガーデン」や「蛍の光」になっている、「歌が変わるシリーズ」。弾き終わってみれば、さらに1時間半が経過。いやもう、心の底から楽しませて頂きました。


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ちなみに、今回はゆっくりセッションの忘年会も兼ねているとのことで、持ち寄りによるプレゼント抽選会があったのだが、なんと一位を引き当ててしまった。賞品は驚きの3/4サイズのバイオリン! kevinさんが修復された戦前のSuzukiモノとのことだが、これが結構よく鳴るシロモノ。え〜、ホントにこんなの貰っちゃっていいのだろうか…。


参加の皆様、本当にお疲れ様&有難うございました! 終電ギリギリまで遊んで下さったアレな皆様、心から感謝です。また、主催のkevinさんには、こんな素敵なお土産まで頂いてしまい、本当に感謝の言葉まありません。有難うございました! 東京襲撃の機会は増えてきつつありますので、その際にはこれに懲りず、また遊んでいただければ幸いです。
posted by せばすちゃん at 00:21| Comment(39) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

あの男が帰ってきた

ここ2週間以上は、千本ボゥイングどころか、ほとんどフィドルに触れない日々が続いている。情熱は盛んに燃えさかっていても、体は一つ、一日は24時間しかない。公私にわたる諸事情が、私をフィドルから遠ざけている。つくづく学生時代にハマっていればなぁと思うが、まぁ言っても詮無いことだ。

そんな鬱屈した日々を送っていたのだが、ある日私のもとに一通のメールが届く。概要を簡潔に述べると、「久しぶりに関西に帰るので、首を洗って待っとかんかい。」とういう内容(注:超意訳)だ。 まぁ関西に頻繁に爆撃を敢行されるモハーさんで慣れているのもあって、内容的にはさほど珍しいものではない。しかし、今回はメールの差出人が大問題だったのである。

その差出人の名は、konさん。

フィドルを始めたばかりの頃に出会い、圧倒的な技量で我々を驚愕の底へと叩き込み、畏怖と憧憬をの念を私の心に植えつけていった男である。そして、時が経つにつれ分厚くなっていく我が「いつか倒すリスト」に初めて名を冠された人物でもある。今やっている練習会「オキャ会」も、konさん達とやった川原練習会から発展したといっても過言ではない。関西のアイリッシュ・プレイヤー達に惜しまれつつ、四国・松山へと引っ越されたのだが、当時の関西・初心者フィドラー達に与えた影響は計り知れない、巨人である。 そのkonさんが一時帰国ではあるが、帰ってくる! 全霊全力をもって迎撃に当たらねば罰が当たるというものだろう…漢として!!


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というわけで、遥々四国から350kmを走破し来阪を果たされたkonさんを、某カラオケ店にて迎撃。迎撃要員はお馴染みのhiroさんと私。hiroさんは川原練習会の創立メンバーの一人でもある。思い返せば、2年前の第一回の練習会では、私のレパートリーはわずか4曲。hiroさんに至っては、アイリッシュは1曲も弾けないという状態だった。(参照) 今やhiroさんは暗譜こそあまりされていないものの、手持ちの数百曲の楽譜を瞬時検索して弾くことが出来るようになっているし、私もあの頃に比べればちょっとはマシになっているだろう。

久しぶりに一緒に弾かせて頂いたのだが、なんだか理由も無く緊張してしまう。しかも、しばらくフィドルに触れていなかったせいもあり、ボロボロの演奏に…。しかしレベルはともかく、なんとかついていけること自体が単純に嬉しい。2年前は指をくわえて見ているだけの存在だったのだから、ヘタクソなりに進歩はしているということだろう。しかしkonさんもパワーアップを果たしており、ビブラートなども駆使して聴かせる演奏を繰り広げる。konさんと言えばエッジの効いたダンス・チューンというイメージだったのだが、松山ではハープの方とユニットを組んで演奏活動をされているとのことで、聴かせる演奏に磨きがかかっているようだ。う〜む、一歩追えば二歩逃げる…まだまだ彼を倒す日は遠いようである。(っつーか、来るのか?)


思いつくままに曲を出しあい、一緒に弾いてみる。konさんは途中からブズーキに換装し、これまた素晴らしい音色を奏でる。おおおおお、ブズーキと一緒にやるのは久しぶりだ! ブズーキとはギリシャ発祥の4コース・8弦の複弦楽器なのだが、複弦ならではの綺麗な響きが実に素晴らしい。色々な曲をブズーキ伴奏でやってみるのだが、やはり伴奏楽器がはいると楽しいね。そして次に何をやろうと考えたとき、成り行き上、私が作曲した「せばジグ」こと「St. Sebastian's Jig」をやってみることに! おおおお、ブズーキの伴奏…しかもkonさんの演奏でこの曲をやる日が来ようとは…! しかしこの曲、作曲者が上手く弾けないうえに、鍵盤ではパッと弾けてもすぐにはコード名が浮かばないというヘッポコ作曲者のおかげで、トライ&エラーを繰り返すハメに。う〜む、作曲者の威厳ゼロである。

コードを探りつつ何度か練習し、あわせてみる。 おおおお、結構カッコいいかも!? やっぱりギターやブズーキみたいな伴奏楽器がはいると、一気に演奏が華やかになるなぁ。何度かやってみて、実は録音もしたのだが、今回は音源は割愛させて頂きマス。 いやぁ〜、まだまだ完成度が低くて、とても公の場で公開出来るレベルではないのだ。…後悔なら出来るけど…(さむっ)。 勿論ブズーキだけなら余裕で合格点なのだが…まぁ多くは聞くな。 しかし完成度は低くても、なんだか形になりそうな雰囲気だったので、後日konさんにブズーキ録音を送って頂いて、マルチトラック録音でやってみたいと思う。



終わってみれば、あっという間の3時間だった。懐かしい邂逅だったこともあるが、そうでなくても非常に楽しく充実した時間だったと思う。そして、konさんのパワーアップした腕前と、変わらぬ素晴らしい人柄に触れ、フィドラーとして、漢として刺激を存分に頂いた。やっぱり音楽においてアンサンブルが楽しいのと同様、人との出会いや交流というものは楽しく、何かをもたらしてくれるものなのだと思う。

konさん、遠路遥々お疲れさま&有難うございました! そしてお土産&プレゼント有難うございました。hiroさんも相変わらずの唐突の召集にも快く応じていただき、有難うございました! 是非また一緒に遊びましょう。
posted by せばすちゃん at 16:21| Comment(8) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月24日

近況報告&作戦行動計画

最近はフィドル熱が再発し、練習時間も数倍となり、ブログの更新頻度も格段に上がっていたのだが、お気づきの通り、しばらく更新が停止するという事態に陥っていた。これは元来、寒くなると忙しくなる仕事のうえ、家庭の事情などが大きく起因している。

それでなくても冬場が忙しいのに加え、今の勤務地は医療過疎地。こういう地域で拠点となるべき公立病院が存在せず、また近隣の公立病院もまったくといっていいほど機能していない。そのしわ寄せが全て回ってきている状態だ。自治体は一体何をやってるのか…。

おまけに、実母が緊急入院するというハプニングがあったのだ。そりゃまぁ三十路半ば男の母なので、そろそろ色々と体にトラブルが出てきてもいい頃なのだが、まさかこう来るとは…。日頃とは逆の立場である患者サイドに立ってみて、はじめて気づかされる点も色々多いし、まぁこれもひとつの経験がだろう。とりあえず予断は許さないものの、命に別状はなく本人も元気だ。


さて、そうなってくると、私の中で燻っている小宇宙(コスモ)をどうしてくれようかという問題が発生してくる。グツグツと煮えたぎるフィドルへの欲求と、ほとばしる情熱と、熱きパトスを! 自主練が極端に減ったのはもちろん、ここ数回レッスンも休んでいるし、楽しみにしていたオキャ会・8時間耐久練習会も不参加に終わった。しかしアイリッシュダンスが、イングランド人の目から隠れるように発達したように、そしてカポエラが抑圧された奴隷たちの間で発展したように、文化や情熱というものは抑制された状態でこそ、大きく発展するものである。ここで、せばすちゃんは考える。 ここは誰かと一戦交えよう。 「何故そうなるんだ!?」という怒号が聞こえてきそうではあるが、善悪は別として、戦いが飛躍的な技術の進歩を生んできたことは、歴然とした事実である。相対的な自分のポジションを認識し、己に足りないモノを見極め、モチベーションを確保する。そして何より、戦いは男の本能なのだ。

誰かいい対戦相手はいないかぬぁ〜っと…と桂小枝ばりに検討してみる。 …いた、いましたよ。 来月には研究会のため横浜への出張があるのだが、その際に寄り道を敢行することに決定。そう、昨年も出撃したKevinさん主催の「ゆっくりセッション」である。このセッションは昨年参加したとき(参照)から「どこがゆっくりだ!?」と叫びたくなるレベルであったが、すっかり定例化し、強者メンバーも参集され、エライコトになっているらしい。正直ちょっと手に余るシロモノだが、玉砕覚悟で特攻をかける予定だ。今回は我が愛器・「虎徹」も持参する予定だし、弦をINFELD・赤に張り替えた「虎徹」の鳴りは絶好調だ。そして構えから修正し、一日1000本のボゥイングをこなした私自身も少しばかりはパワーアップしているだろう。暗譜した曲目も71曲を数えるようになっている。昨年ほど無様な惨敗はないものと信じたいところだ。


ふはははは、首を待っていろ、新橋に巣喰う下民ども!

…ってウソです、ゴメンナサイ。適当なトコで許して下さいませ。

posted by せばすちゃん at 22:29| Comment(12) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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