
「跳ねる」というのがピンとこない人に説明すると、8分音符がふたつある場合は、前を長く、後ろを短く弾くのである。例えば上記のように前を4分の3連符、後ろを8分の3連符の長さで弾くと、「跳ねたリズム」となる。いわゆる「シャッフル」と言われるリズムだ。この前後の長さのバランスを変えると、色々なリズム感を生むことが出来る。前を付点8分、後ろを16分くらいのバランスで弾くと、かなり跳ねていることになる。このバランス感覚がセンスの見せどころ。かつてのヒット曲「Rosanna」なんかは、独特の跳ね具合から、「TOTOシャッフル」などと言われたものである。(参考音源) ネタふるっ。
ところが、リールでこんなに3連符バリバリっぽいリズムで弾いてしまうと、滅茶苦茶ダサくなってしまうのである。ここが難しいところで、「よく聴けば跳ねているが、そんなに極端には跳ねていない」という絶妙のノリが必要とされるのである。しかし、良識あるフツーの人間はそんな簡単に跳ね具合を変えたり出来はしない。3連符に近い極端な跳ね具合で練習はしたのものの、「ダサいこと、ここに極まれり」と言った風体だ。練習の成果を師匠に披露しつつ、その悩みを告げる。
せば:こんな極端なノリで練習はしてみましたが、微妙な跳ね具合が出せないんです…。
師匠:ははは、難しいですよね。
せば:人が悩んでるのに…相変わらず爽やかだな、コノヤロウ。 (注:心の声)
師匠:それじゃ、今度はノリは考えずに普通に弾いてみましょうか。
せば:…ほえ?
せっかく跳ねる感覚を掴むために練習してきたのに、普通に弾けだと!? この一週間の私の努力は何だったのか!? それなら最初っから普通に弾かせておけばいいではないか! 今更そんなこと言われたって…あれ?? なんかいいノリ出てない?
師匠:でしょう♪ そういう練習したあとに普通に弾こうと思っても、微妙な跳ね具合が残るんですよ。
な、なんだと…? ということは、私のリズム感や補正能力まで見越し、計算したうえで、最終的に微妙な跳ね具合となるように、あんな極端なリズムで練習させていたというのか!? それはもはや、人智を超えている。くっ…孔明だ。 平成の孔明は駅前第3ビルにいた。 見事に掌の上で転がされてるよなぁ。司馬懿の気持ちを、ちょっぴり理解。
師匠:それじゃ、次は口でリズムを口ずさみにながら、ノリを作っていきましょうか。
んなマネできるか〜!! そしてまた絶叫の日々は続く。
すごい再現率!
ホーンパイプよりもクドく弾く→しかるのちに高速化のメソッドは、みどりさんも仰っておられました。
(1on1になってしまった練習会の際)
それではと今までに習ったリールに全適用すると、見事なまでに弾けなかったり……。
彼らばりの将来のノリを手に入れるために、今は我慢の時だと思っております。
未だに、音階で躓く私には
☆眩し過ぎる〜☆
あはは、師匠は相手によってレッスン内容を変えているみたいですが、
ホントにゆうまさんとは同じレッスンしてるみたいですよね〜(笑)
まさに今は我慢の時ですよね。しかし…いつの日か、あんなプレイ
が出来るようになるんでしょうかね^^; ちっとも、そんな気がしません(笑)
>すとらどさん
私も未だに音階で蹴躓いてますよ♪ 問題を先送りにしてるだけです(笑)
しかし、こういうレッスンをしてもらうと、やはりアイリッシュ教室で
良かったと思いますね^^
いいノリ♪
それ、どこで売ってますか。
こっそり教えてください♪
あっ、例の件、おんぶにだっこでおまかせします。
アイリッシュ教室。。。
音階どころか…いや、なにも言うまい。。。
ぎこ〜
お、時事ネタでしたっけ? あ、「Red Cliff」かな。
いいノリ…有明あたりで売ってればいいんですけどね〜(笑)
頑張って鍛えるしかないようですorz
しかし、つくづく思うんですが、師匠ってバケモノですね〜。
素人からはちょっと考えられないレベルにおられますね^^;