2008年03月14日

逝きつく果ての果て

最近なにかと忙しく、気がつけばほぼ一ヶ月更新していなくて我ながら愕然。レッスンもこの一ヶ月は2回しか行けていない。まぁ、職業がら、この季節は仕方ないのだが…。練習はちょろちょろとはしているものの、やはり充分な練習量は確保出来ていない状態だ。


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そんな状態なのでストレスも最高潮。とにかく弾き倒さねば収まるまい!…というわけで逝って来ました、「フィドルの会」。 もう結構お馴染みの感もある師匠主催の練習会だ。今回の参加者は11名で、ほぼ顔なじみのメンバー。一人初参加の二十歳前の若きフィドラーがおられた。クラシックをやっておられたとのことで技術はバリバリだが、アイリッシュには馴染みが薄いとのことで、今日のセッションは比較的ほのぼのペース。いつものように超絶リール激烈ジグが炸裂し、マニアックに過ぎる選曲がなされることもなく会は進む。おお、いつもこれ位ならついていけるのになぁ。

たっぷり3時間弾いて練習会は終了。練習不足もあるし、しばらくオキャ会の8時間耐久練習会も参加出来ていないので体力が落ちているのか、随分と腕や指が疲れる。その旨を周りに洩らすと、「なまってますね〜♪」とのこと。 …コレが普通なような気がするが、そんな甘えは通用しない世界らしい。 まったくなんだってこの連中は…ぶつぶつ。

しかもコレだけでは終わらない! 予定の時刻は過ぎたのに、誰も帰ろうとしない。雑談などをかわしつつも、何故か席を立ちたくない空気が其処にはあったのだろう。同じく日々の激務で疲労困憊・ストレス絶頂中の我がライバルであり先生であり目標でもある超絶フィドラー・「しゃお」さんが何気なくフィドルを掻き鳴らす。すかさず、達人・Kenny氏のティン・ホイッスルが重なる。とどめに師匠のギター伴奏が乱入! 物凄い贅沢なメンバーによる即興ミニ・ライブ開始! うぉ〜、すげ〜!! 凄いけど、みんな帰る気ナッシングですな。 心地よい空気に調子に乗った私は、「このまま朝までライブだ!」などと冗談半分に野次を飛ばす。



しかし、時として冗談は冗談で済まなくなるということ。
その事実を私は身をもって知ることになる。
posted by せばすちゃん at 16:57| Comment(14) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

ダークサイド・ストーリー

前回記事が意味深に終わってしまっているので、「はやく種明かしせんかい!」というお声もあろうが、もうちょい引っ張らせて頂きます。詳細が決まれば正式に告知するので、悶々としながら待つべし!

さて、私に近しい人間ならよくご存知かと思うが、私は決して善良な人間ではない。ダークな一面もあれば、アンダーグラウンドな素養も垣間見せるナイス・ガイだ。(それはナイス・ガイなのか?) 己の欲望に忠実だし、実利の前に道徳や理性が霞むことも多々ある。今回は、そんな男のある日の物語をハードボイルド・タッチでお送りしよう。

hardb.jpg

私は照明が落とされた人気のないビルにいた。都心にあるビルとはいえ、夜は人気もなく、落とされた照明によって出来る陰が音を吸い取り、静寂をより増強させているようにも思える。その静けさの割には、物憂げで妙な圧迫感のある空気が漂っている。もっともそれは私の主観かも知れない。これから起こるであろう出来事に対する警戒と不安が、場の空気に投射されているのだろう。

気配を感じたと思うまもなく、空気が動く。音もなく滑るように男が現れ、私の座るベンチへ腰を落ち着ける。この私にここまで気配を感じさせない男も珍しい。この男が敵であれば死んでいるなと思い、厭な汗が背を伝う。

闇せば:アンタが?
スパイ:そうだ、顔は見るな。
闇せば:例のブツは今日受け取れるのか?
スパイ:これがそうだ。
闇せば:ありがたい。
スパイ:解っているとは思うが、他言は一切無用だ。
闇せば:もちろんだ。私もまだ命が惜しいんでね。

男はわずかに気配を揺らしたかと思うと、瞬く間に消えた。あとに2枚のCDだけを残して。



かくして私は2枚のCDを入手した。まぁかなり脚色がはいっているが、気にしない方向で。「本当はレッスンの時に他の生徒さんにCD貰っただけなんじゃないの?」などという、如何にも見てきたように邪推するヤツは営倉行きだ。 とにかく喜び勇んで帰宅し、CDをプレイヤーに挿入! 


ぬぐぅおおお!? こ、これわぁああ!!!!


我が家のヤマハ・60Wニアフィールド・モニターから炸裂するのは、まごう事なき「フィドルの神様」ことマーティン・ヘイズのプレイ!! いやぁ〜、実に素晴らしい。実はこの音源、非公開で一般入手は不可能なシロモノ。しかし世の中は広いモノで、そういうモノを入手できる人というのがいるものなのだ。こんな駄ブログでも続けていると人脈も出来るようで、時々こういう有り難いお話が飛び込んでくる。昨年は某・別ルートから、かのケヴィン・バーグの非公開音源なんてものも頂いたし、本当にありがたい話だ。

いやホント、持つべきものは悪友(とも)諜報員だね。 多謝!!
posted by せばすちゃん at 15:10| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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