2008年01月04日

突っ走り宣言

遅ればせながら、明けましておめでとうございます! プレイヤー仲間の皆様、読者の皆様、その他有象無象の下民ども。今年も宜しくお付き合い下さいませ!


さて、既に三箇日も過ぎてしまったわけが、昨年一年を振り返り、今年の抱負などを掲げてみたいと思う。昨年の目標というのを一昨年の年末に挙げた(参照)のだが、それは以下のようなものであった。

1. 簡単な曲でいいので、踊れるリールを弾けるようなること。
2. オリジナル・セット、オリジナル曲の研究
3. バンド、もしくはシンセ併用で聴かせるアイリッシュの研究

リールに関しては拙いながらも数曲を弾けるようになったし、それなりにリズム感も出せるようになってきていると思うので、まぁ合格かな? 項目2に関しても、オリジナルセットどころか即興で色々な曲を自由に繋げて弾けるようになってきたし、出来はともかくとして「せばジグ」なるオリジナル曲も発表出来たので、これもまぁヨシとしよう。項目3はバンドでは一回も出来なかったし、オリジナル・アレンジも発表は「Scartaglen Polka」の1曲(参照)だけに留まったので△かな? まぁ、達成率は70〜80%に及ぶので、トータルで合格としよう!

さて、今年の目標も挙げてみるとしよう。

1. リールの強化。目標曲:「Farewell to Erin」
2. 謳うジグの強化。目標曲:「Lark in the Morning」
3. オリジナル曲の研究。
4. バンド編成のアレンジ研究

常日頃から言っている持論であるが、目標には具体性がなければ意味がないので、リールとジグには目標曲を設定してみた。いずれも音をなぞるだけなら今でも弾いている曲だが、この2曲を「せばらしく」弾くのが目標だ。この2曲は「こう弾きたい」というイメージが比較的明確に自分の中にあるので、選択してみた。リズム・ビシバシ系というよりは、フレーズのアーティキュレーションなどを中心に独自性を出せればと思っている。「せばの弾くErinとLarkはカッコいいぜ」と言われてみたいね。

オリジナル曲に関しては、実はアイデアは既に数曲分ある。せばジグは一部でなかなか好評だったのだが、なにせ作曲者自身が上手く弾けないというワケワカラン状態を内包していた。今年は作曲者の威厳を高めることにも傾注したい

バンド編成での演奏はいつかやってみたい目標だが、その日に向けて研究をしてみたいと思う。まずはフィドル2〜3本+ギターという編成でアレンジなどを考えてみたいね。ホントいうと、ベースとブズーキ、リズム楽器も欲しいのだが、そんな編成では試す機会もないだろうしなぁ…。ちなみに私の理想とするアイリッシュ・バンドには笛は含まれていない。笛吹きの方からは大ブーイングを喰らいそうだが…。


昨年一年を振り返ってみると、実に色々あった年であった。プライベートではついに独身貴族の座を返上したし、実母の入院も経験、仕事でも国際学会で2回も発表する機会を得た。フィドルにおいては、東京や九州への遠征をしたし、果てはイタリア・クレモナへの訪問を果たし、既に巨匠への道を歩みつつある菊田さんにお会いすることも出来た。地元でも初心者練習会「せば組」の結成があったりと、イベントには事欠かない一年であった。それらにおいて多くの方々と出会い、知己を得たこと。面識もなかった方々と年来の友のように接していただけたこと。改めて素晴らしいことだと思うし、フィドルを始めて本当によかったと思う。また、独断と偏見の塊で、やたら見下ろし口調なくせにアホな内容しか書いていない当ブログを読んでくださり、またコメントを下さる方々にも心からの感謝を捧げたい。 


今年もまた一年、元気いっぱいに突っ走ります。今年も宜しくお願いいたします!
posted by せばすちゃん at 13:45| Comment(5) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

弾き初め

私の今年の弾き初めは1/3だった。公私共々の事情で、1日1000本ボゥイングはおろかバイオリンを触ることすら劇的に少なくなってしまった今日この頃。徐々に環境は改善されつつあるので、また練習に力を入れていくようにしよう。年末のワークショップでやった「Soldier's Joy」「Paddy's Return」が非常に気に入ったので、その2曲を中心に今年の初練習を行った。

そして昨日は、今年の初レッスン。通しでは、推定・第90回目のレッスンだ。多趣味であるが移り気も早い私にしては、コイツは長く情熱を保ったまま続いている趣味だ。それどころか、おそらくフィドルは死ぬまで弾いているだろう。我が人生を彩るファクターがひとつ増えたことに感謝しつつ、恒例の「Down by the Sally Gardens」からスタート! 流石に90回に及ぶレッスンで毎回弾いていれば、そこそこの安定感は出てきている模様。師匠からも「表現もなかなか良い」とのお言葉。うむ、最近は時間が取れるときにちょろちょろと練習しているせいか、出だしとしては好調な滑り出しだ。

いつものジグセットに加えて、前述の2曲を診て頂く。ボゥイング・パターンや装飾のバリエーションなど中心に練習する。ポルカ、ジグ、ホーンパイプ、リールと基本的なボゥイング・パターンは身についてきたのだが、そうなってくると逆にそのパターンだけでは不満が出てくるのである。アイリッシュは繰り返しの多い音楽なので、毎回同じフレーズを同じように弾いていては非常につまらない楽曲になってしまうのだ。セッションで皆でワイワイと弾くだけならそれでもいいが、いずれはソリストを目指す身にすれば深刻な問題だ。 なに? 新年早々、夢見てるんじゃないって? 黙れ、想像するだけならタダだ。 ロールの使い分けやトリプレットなどを交えたり、ボゥイング・パターンを部分的に崩して変化をつけていく。しかし一度身についたものを崩すというのもまた難しい話。油断すると普通のボゥイングに戻ってしまう。うう…今年も不器用さん…。


レッスン終了時間になっても次の生徒さんが来られないため、時間延長してさらに私のリクエスト曲である「Banshee」も診てもらう。これはリールなのだが、激しく繰り返しの多い曲。この曲にこそバリエーションの多様さが必要なので、色々なパターンを試しつつ練習。あ〜だこ〜だとやっていると、どばしゃ〜ん!と扉が開き、次のレッスン生が登場。おお、モサドさんじゃないですか!(参照) 仕事が忙しく、遅刻されて来られた模様。挨拶など交わしつつ楽器を片付けて、席を譲る。 …あれ? モサドさん、そんな楽器でしたっけ? やたら雰囲気のある古そうなバイオリンだ。しかし、どこかで見たことある楽器のような…?

師匠 :この楽器凄くいいんですよ〜。音もいいし、音量もありますし。
せば :おお〜、何か雰囲気ある楽器ですもんね。
モサド:実はアコースティック・ハーモニーで昨年買ったんです。
せば :魔窟ですか! なんだか見たことある楽器のような気もするんですよね。
モサド:あそこのマスターの練習用のを強奪して購入したんですよ。あはは。


…そしてアレな方がまたひとり。
posted by せばすちゃん at 11:41| Comment(8) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

今夜はTVにかぶりつき!

突然ではあるが、ちょっと宣伝デス。本日から始まるTBS系のドラマ「エジソンの母」。 この番組の音楽に我が師匠、大森ヒデノリ氏が参加! 今回はプレイヤーとしての参加だそうで、アイリッシュ系の音楽の録音を関西で行ったのだが、その際の在阪ミュージシャンのコーディネートもされたとのこと。音楽収録には金子鉄心さんをはじめ、強力なプレイヤーが参加。

師匠にその模様を聞いたところ、なんと大晦日一日で10曲をスタジオ録音したらしい。そして不足分は師匠の自宅で録音し、インターネットでデジタル・データ入稿したとのこと。…それで今日もうオン・エアとは、ドラマの収録スケジュールって恐ろしくタイトなんだなぁ…。それにしても、師匠宅には自作の録音ブースがあり、マイクとプリアンプにはちょっといいものを奢っているという話ではあるが、放送用レベルの素材製作でそんなことが出来る時代とはね〜。まぁ、スタジオの録音だって今日びPCベースになってるんだから出来るはずなんだが、改めて聞くとなんだかビックリですな。


というわけで、噂の師匠の演奏がどんなものか聴いてみたい方は、是非見てみてくださいませ。放送は今夜22:00スタート! ま、もっとも今日その音楽が流れるかどうかは知りませんので、その点は悪しからず。

 
posted by せばすちゃん at 16:29| Comment(17) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

目指せ! ぶっ飛びリーラー

先週は「狼の巣」こと「フィドルの会」に参加したりとネタはあったのだが、記事をアップするタイミングを逸してしまったので、今回は第91回目のレッスンのお話。

いつも通りにエアから始まるが、今回はなかなかに好調。弾き終わると師匠がニヤリと笑って、「だいぶ練習されてますね」とのたまう。ふふふ、相変わらず流石よの…越後屋。最近はまた時間を見つけては基礎練と各曲のおさらいをしているからな。それを1曲聴いただけで見抜くとは、なかなか…。 と、ひとり胸の中で師匠を越後屋呼ばわりしつつほくそ笑む。端から見たら、とっても気持ち悪いに違いない。

ジグもだいぶメロディの流れや抑揚がよくなってきた。ホーンパイプも表現を考える余裕が出てきつつあるし、リールも基礎的なパターンは身についてきて、ビート感が出てきている。ごくごくゆっくりではあるが、成長はしているようだ。そこで、もうちょっとリールをやってみましょうかと、久しぶりの新曲を頂く。渡された譜面は「Humours of Tulla」。 おおおう、キタコレ! これもアイリッシュではメジャーな曲で、非常にシンプルなメロディでリズム感溢れる曲だ。「神様」と称された(注:現役デス)マーティン・ヘイズが超ぶっ飛んだ演奏をしているテイクが非常に印象的だ。また我が永遠のライバル(と一方的に思っているだけだが)Padawan氏が、やはりこの曲をメチャクチャカッコよく弾くので、私もいずれは弾いてみたいと思っていたのである。

ちなみに、こんな曲ね。
http://jp.youtube.com/watch?v=y_VKclka7B8 (You Tubeより)

上の動画は結構な大編成で弾いているが、この曲は達人が弾くとフィドル一本でも猛烈にカッコいい。リズム感はもちろんだが重音を使ったり、微妙な音程を使ってコード感みたいなものを表現してしまうようで、「何故フィドル一本でこんなカッコいいんだ、コノヤロウ!?」と叫びたくなること必至である。ちなみに師匠も、「次はビデオ持って来て下さいね」とのこと。模範演奏をしてくれるそうだが、師匠が自分からビデオを持って来いなどと言うのは、レッスン開始以来初めてのことだ。きっとぶっ飛んだ模範演奏をしてもらえるに違いない。



思わず、ハイビジョン・カメラに買い換えて行こうかと思ったのは内緒だ。
師匠のファンに高値で売れば元とれそうだしな〜…とか思ってみたり。
posted by せばすちゃん at 12:42| Comment(11) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

フィドラーは何処まで逝くのか

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さて、先日はhiroさん主催の地元練習会・「オキャロランを弾く会」に参加してきた。今回は噂の8時間耐久練習会、通称「8耐」である。最近、会場に設置された電子掲示板にも上記の通りの記載。ほかのスタジオを見渡してみても、こんな豪快な予約の取り方をしている人はいない。まったく、大人気ない連中である。


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今回の参加者は10名。顔馴染みばかりなのだが、今回はマスター級が二人! 当ブログでも頻出の「しゃお」さんと、最近オキャ会には毎回参加の「なっとう」さんである。二人ともクラシック出身でバキバキ弾きまくる達人級だ。なんだか、プレイ・スタイルも似ている感じがするし、何よりも皆にも「兄弟!?」と言われるほど雰囲気も似通っている。上の写真をみると、なんとケースを譜面台にしてしまうところまで同じである。しかし上手い人が二人いると、やはり音が締まる。それに、例によって途中でトトロの曲や映画音楽などを即興で弾いたりして遊んだりするのだが、この二人がいると、アドリブでも超絶プレイが繰り出されるので、驚きを通り越してもはや感動的ですらある。うおお〜、すんげえええ! 即興でこのレベルで弾けたら、そりゃ楽しいよなぁ。いずれは、あれくらい弾けるようになりたいね。

それこそ時間は腐るほどあるので、皆でワイワイ弾く合間に、なっとうさんに個人レッスンなどもして頂く。「Glasgow Reel」を題材に運指や移弦などのポイントや練習の仕方にいたるまで、細やかに指導して頂いた。彼はなかなか教え上手だ。惜しむらくは、若くて綺麗な…(以下略)  せばジグも一緒に弾いていただき、大満足。なっとうさん、有難うございました!



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ちなみに、今回の練習会ではエキサイトしたあまり、バイオリンをぶっ壊される方まで出現。指板がぱっかりと外れてしまう大アクシデントだったのだが、この会に参加するような人間はそれくらいでは動じない。なんと、セロテープで応急処置をして8時間を弾き切ってしまわれた。 もう、海兵隊のサバイバル訓練も驚愕のタフネスぶりである。なんだか、オキャ会も回を経るたびにアレ度が増しているような気がする…。ちなみに、このバイオリンは修理のため、せば病院へ即日入院となった。妻がいない時を見計らって、また膠(にかわ)を煮立てなけりゃいかんなぁ…あれは微妙にウ○コ臭いから、家人がいる時にするのはお勧めできない。家庭持ちの日曜バイオリン製作家は注意されたし!



参加の皆様、お疲れ様&有難うございました! 特に個人的にご指導いただいた「なっとう」さん、有難うございました。 そして主催のhiroさん、いつもながら有難うございます&写真勝手に転載させて頂きました…スイマセン。 来月の8耐もよろしくお願いいたします!

って、来月も8時間やるんかい!! だんだん人間離れしてきたな、この会も…ぼそっ。
posted by せばすちゃん at 00:30| Comment(14) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月31日

物量にも程がある

最近すっかり「アレ系」練習会として名を馳せているオキャ会こと「オキャロランを弾く会」。今までにも何度か生い立ちについて言及しているが、もともとは一般の練習会についていけない初心者達が集まって、ゆったりしたオキャロランの曲でも弾きながら練習しましょう…という趣旨の会だったのである。しかし、創立メンバー達の性格もあり、いつのまにか初心者どころか達人級の方が参加するようになったこともあり、ふと気がついてみれば8時間もの長丁場を高速リールやジグが飛び交う地獄練習会と化してしまったのである。そう、いつのまにか会の名前に反して、オキャロランなどほとんど弾かれない会になってしまっていたのである。

そんな流れの中、「やはりオキャロランも弾きたい」という声が出てくるのは、揺り戻しというか自然なことなのだろう。昨日、会長であるhiroさんから一通のメールと圧縮ファイルが届けられた。いわく、最近オキャ会の常連と化している若きエース級フィドラー・なっとうさんが海外サイトからオキャロランの音源と楽譜データをゲットし、それをPDFに変換してくれたとのこと。おおお、そりゃいいね! 一般によく使われているABCファイルは、いちいち楽譜を印刷するのが面倒なのだ。PDFなら簡単・高画質で印刷出来るし、これをプリント・アウトして、次回の練習会ででもやるとしますか!


かちかち…(ファイル解凍中)…あれ、PDFとMIDIデータにしてはサイズが大きいな…ん? んんん〜!?


ファイル容量:5MB 収録曲数:214曲



あのね、チミタチ…いつになったら限度というものを覚えるのだ!? 以前にオキャロランについて書いたことがあるが、オキャロランが作ったとされる曲は約200曲と言われている。(参照) 全曲網羅されてんじゃないのか、コレ!? これを全部オキャ会でやるつもりじゃないだろうな!?

…いや…ヤツラならやりかねん。こわいよ〜。
posted by せばすちゃん at 23:56| Comment(26) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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