2007年09月02日

拝命!名誉顧問

先日の大規模練習会(参照)だが、予想を上回る反響があったようで、現在ある動きが出てきている。アイリッシュ未経験の方々が数名参加されていたのだが、「今のままでは練習会にもついていけない」と、練習会に参加するための練習会を立ち上げようとされているのだ。思えば一年前には私も同じようなことをやっていたんだなぁ。川原練習会も「オキャロランを弾く会」も、そもそもは練習会に行っても手も足も出ないから結成されたものだ。それを思えば、ちょっと感慨深いものがある。

音頭をとっておられるのは、前回参加して頂いたRIN☆さん。この方が有志をとりまとめて、企画・運営をされているのだが、なんと練習会の名前が「せば組」! …なんですと!? さすがに名前を冠されるほどの人物ではないので御辞退申し上げたのだが、「知名度が高いほうが何かと便利」という超実利的判断によって、そのまま採用になったようだ。…さすが関西人…。

そんな「せば組」であるが、名誉顧問の就任依頼が来た。ひとさまに何かを教えられる程の腕前ではないが、アイリッシュを楽しむ人の裾野が広がるのであれば、何よりも嬉しいこと。謹んでお受けすることにした。アイリッシュの楽しさや無駄な豆知識、ちょっとしたコツくらいなら伝えられることもあるだろう。第一回の練習会は10月に予定されているが、既に人数が集まり、参加を締め切っているとのこと。そんなやる気満々なフィドル野郎(淑女)候補の方々に、技術はともかくとして、ちょっとでも楽しさを伝えられたらと思う。


ちなみに、私はこう見えても大学関係者である。教育についても一家言を持っている。一番衝撃を受けた教師はリー・アーメイ。この方のような熱い講義ができたらいいな。



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話しかけられたとき以外は口を開くな!
口でクソ垂れる前後には「サー」をつけろ!
わかったか、ウジ虫ども!!

(Sir, Yes Sir !!)


hm1.jpg
貴様ら豚どもが俺の訓練を生き残れたら、各人が兵器になる。
戦争に祈りを捧げる死の司祭だ。
その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ!
貴様らには両生動物のクソをかき集めたほどの値打ちしかない!!
わかったか、ウジ虫ども!!

(Sir, Yes Sir !!)
posted by せばすちゃん at 10:05| Comment(25) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

深く静かにエアを語る

あるお方に「ジグとリールは読んだが、エアとホーンパイプの解説をまだしてないやんけ、ぼけぇ!」という熱いコメントを頂いたので、知識の整理を兼ねて、今回はエアについて語ってみたいと思う。なお、表現の一部に若干の誇張は混じっているが、コメントを送って下さった御本人には次回練習会でたっぷりサービスさせて頂くことにしよう。


さて、「エア」と言っても馴染みのない語感と感じる方が多いかもしれないが、「アリア」という言葉であれば聞いたことがある方も多いのではないだろうか。有名どころでは「G線上のアリア」とかね。実はこの二つは同じ物である。英語の「Air」、イタリア語の「Aria」、いずれも空気を示す単語であるが、「詠唱」という意味も持っている。

曲調について述べると、叙情的で美しい旋律をもつ独唱曲とかなんとか色々言われるが、要するにオペラ歌手が自分に酔いしれながら謳いあげる類の曲と言ってしまっていいだろう。う〜む、我ながら石を投げつけられそうな表現だと思うが、まぁ言いえているのではないだろうか。オペラのアリアなんかは有名どころも多い。「ハバネラ」とか、先日逝去されたパバロッティがトリノ・オリンピックで歌っていた「誰も寝てはならぬ」等がそうだ。もちろん歌がはいっていない器楽のアリアだって存在する。先にあげた「G線上のアリア」などはその代表格だ。

つまりはアイリッシュ固有の音楽ジャンルというわけではないのだが、アイルランドで生まれ、広く親しまれているアイリッシュ・エアというものがあるので、例によっていくつか音源を紹介してみようと思う。

Londonderry Air (Danny Boy)
Down by the Sally Gardens
Return to Fingal

ロンドンデリー・エアは「ダニー・ボーイ」という別称でも知られ、おそらく一番知名度の高いアイリッシュ・エアではないだろうか。2番目は師匠のHPからのリンクだが、この曲は最近「養命酒」のCMで使用されているので聞いたことのある方も多いに違いない。3番目はシンプルだが美しい、物悲しいメロディを持った曲。最近、私がハマっている曲でもある。


エアを演奏する時の最大の注意点は「自分に酔いながら弾くこと」だと個人的には思っている。大袈裟なくらいオーバーに、強弱やリズムのタメを作って弾いた方がそれっぽくなりやすい…ような気がする。是非練習をする時は、目をつぶって浸りきりながら弾いていただきたい。

注:家族や恋人に白眼視されても、当方では一切責任を持ちません。あしからず。
posted by せばすちゃん at 12:12| Comment(23) | TrackBack(0) | アイリッシュ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

久しぶりの新兵器

レッスン第77回は、リールには触れずにまたジグ漬けのレッスンとなった。以前から思っていたのだが、リズムはちょっとずつ感じが出てきているものの、どうも私のジグはバタバタと落ち着きに欠ける演奏なのだ。理由を検討するに、やはりボゥイングの安定が欠けること、まだ第2音を弾きすぎていること、アクセントの立ち上げ方が急激過ぎることに由来するようだ。そこで師匠が「やったこと無いんですけど、こんな練習もしてみましょうか」と、ある提案を出された。

私は以前にも練習効率をあげるために、最新鋭技術を用いた幾つかのレッスン・サポート・システムを開発してきた。A.P.P.I.SystemB.A.G.Systemなどがそうだが、今回はそれに続く第三弾である。その名を「Bowing Length Control Marker」。 まさに現代科学の粋を結集したハイテク技術である。


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今回の細工は弓側に施工する。写真では判りにくいかもしれないが、弓の先端から2/5程のところに小さなテープを張るだけ。別にハイテクだからって運用法は単純に越したことはないからな。モノはA.P.P.I. Systemの際に利用した「かくれんぼくん」なる、張るとほとんど見えなくなるテープを使用した。うむ、まさにハイテク技術だ。

blcm2.jpg

拡大図がこちら。手前側だけに張れば他人が見ても判らないので、見栄坊な貴方にも最適デス。さて実際にコレをどう使うかであるが、実はこれの動きを見ることによってグルーヴ(つまりノリね)をコントロールしようという画期的なデバイスなのである。

このブログでも何度も言及しているが、ジグのアクセントは6/8拍子において、第1、第3、第4、第6拍にくる。
」となるわけだ。つまり裏を返せば、第2、第5拍を弱く弾いてやればいいのである。さて、バイオリンにおいて音量のコントロールは弓の圧力と、使う弓の長さで決定されるわけだが、今回はこのマーカーを見て長さをコントロールすることに主眼が置かれている。

つまり、中弓から始めてこのマーカーの位置まで弓を引き、第一音を弾く。そして第2音はマーカーをほとんど動かさない程度に弾き、マーカーから先弓までを使って第3音を弾いてやるのである。ダウンボゥの場合はその逆である。これによってボウィングの長さ、つまりノリを安定させるというわけだ。

「そんなの耳で聴いてりゃ判ることじゃん」という大タワケも世の中にはいるだろう。そんな頭の不自由な方々のために説明すると、実は人間の情報入力経路においては、視覚情報が9割近くを占めていると言われている。中枢性の平衡機能障害がある人でも、目を開けていれば視覚からの補正によって立位保持が出来るということからも、視覚情報の重要性というものは明らかだ。よって視覚的にリズムを理解するというのは非常に効率的なのである。 …たぶん。うむ、人間工学的にも優れたシステムだね。 …たぶん。 そして何よりも感覚的な概念を定量化できるというのは、自己評価においてとても大切なことなのだよ。 …メイビー。


さて、実際に師匠にこの弓を使って弾いてもらうと、ビシっと1音4音はこのマーカーのところで弓が停止し、2音を弾くときには、ほとんどマーカーが動かない。ホントに5mm位しか動かない。ほとんど指弓か手首のちょっとした動きだけで発音しているようだ。なるほど、師匠のノリはこうやって作られているのかぁ。とりあえず、開放弦で猛特訓の日々の始まりである。
posted by せばすちゃん at 22:53| Comment(10) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

千本一夜物語

本当は気付いていたんだ。

リズムが乱れるのは、どの曲も高音域であることを。
チューニングの時でさえもE線の音色が不安定であることを。
E線を弾く時に弓が真っ直ぐに引けていないことを。

でも若く愚かだった僕は、それに肯くことが出来なかったんだ。
 
 words by 柳の庭を転がり落ちるフィドラー 




ノーベル文学賞間違いなしの素晴らしい詩であるが、これが今の私の心境である。なに、多分に詩がパクリくさい? 気のせいだろう、きっと。 パクリではなくオマージュだよ、ゲール君。

さて前回紹介した新兵器「B.L.C.Marker」を導入してノリの出し方を研究していたのだが、驚くべき事実に遭遇することになってしまったのである。それは他の弦では出来るのに、E線でのみノリが出せないということだ。確かに思い返して見れば、今まで弾いてきたジグも、バタバタととっちらかるのはBパートであることが多い。実は、ジグはBパートはE線を多用する高音域を使うことが多いのである。そして普通に弾いている時でも、音色や音量が安定しないのはE線なのである。そして結婚式での写真(参照)やビデオを見ていても、E線を弾いている時は、弓が真っ直ぐに引けていないことには実は気づいてはいたのだ。要するにボゥイングがダメダメだということである。

まぁ私の場合は、敢えて基礎練習は少なめにして曲を弾くことを重視してきた。なので「もっと基礎をしておけばよかった」などという後悔は一切ない。むしろ基礎しかやらせてもらってなかったら、今頃フィドルなんざは押入れの中に眠っているだろう。つまりこれは順調な挫折と言える。予定調和ってもんさね。むしろ、上手く弾きたいという情熱が燃えさかっている今だからこそ、基礎練習も気合充分にやれるというものである。

そこで今週から特訓メニューを組むことにした。1日1000回のボゥイング・トレーニングである。「何を時代錯誤的な馬鹿げたことを…」という方もいるだろう。確かにトレーニングは医学的・生理学的・人間工学的に高効率に行う時代ではあるが、それとともに失われたものも多いと思うのは私だけではないはずだ。根性論だけで語るつもりもないが、こうした反復トレーニングは必ず有効だと思う。それに1000回と聞くと多く聞こえるが、ジグのパターンと全弓を50回ずつ4弦それぞれで行えば、それだけで400回である。それを朝晩にやれば800回になる。これくらいなら楽勝でこなせよう。既に3日が過ぎようとしているが、特に問題なく続いている。ただデタラメにやっても意味が無いので、ビデオ録画を導入しフォームチェックを併用しておこなうこととする。

地道に着実に、「いつか倒すリスト」の面々の背後へと忍び寄るのだ!
くっくっく、今に見ておれ…。

posted by せばすちゃん at 13:01| Comment(20) | TrackBack(0) | 自宅練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

悪夢のステップ、再び

レッスン第79回は、急遽一時間レッスンに。例によって後ろのレッスン枠の方が来られなかったためだ。というわけで、今回は課題のジグに加え、リールも教えていただいた。

新兵器「B.L.C.Marker」の効果も出ているようで、かなりジグは良くなってきているとのこと。まぁ毎日1000回も素振りやってるからな。ちょっとは良くなってもらわないと困るというものだ。しかし、まだ2音は弾きすぎとのこと。う〜む、まだ削らなきゃいかんか…。テンポを落として、かなり極端なリズムで弾く練習もしてみようかな?

そして今回は久々のリール・レッスン。アクセントの乗せ方や、ちょっと弾きづらいところのボゥイング修正を行う。そして、なんだかんだとやっているうちに、師匠がある恐怖の提案を出される。 「それじゃ、今日は足を踏んで弾いてみましょうか」 …出たな、コノヤロウ。

前ブログから読んでいただいている方はご承知だと思うが、この「ステップを踏みながら弾く」という行為には、過去に随分と苦しめられている。(参照) 口で言うのは簡単なのだが、実際にやるとかなり難しいのよ、コレ。リールの場合にはアクセントは第2・4拍だが、足は1・3拍で踏む…つまりドラムセットで言えば、バスドラムの位置だ。1拍目で足をドンと踏み、2拍目でアクセントを入れつつ足を上げる。3拍目で再度足を踏む込み、4拍でアクセントをいれ、足を上げるというパターンだ。

案の定、実際にやってみるとシッチャカメッチャカに。くっそ〜、いきなりこんなの出来るか!! 四苦八苦していると、師匠が「難しかったら、全拍踏んじゃってもいいですよ。貧乏ゆすりみたいになりますけど」と言いながら、模範演奏。 ぬおおおお、すんげぇええ!! マーティン・ヘイズですかアナタは!? っつ〜か、そっちのほうが圧倒的に難しいわ。しかしまぁ、相変わらず何でも出来るお方ですこと…。 

ちなみに知らない方のために説明しておくが、マーティン・ヘイズとはアイリッシュの大御所プレイヤーで、神とも称される人物。細かくステップを踏み、椅子の上で暴れながら弾くのが特徴。映像はコチラ!
http://jp.youtube.com/watch?v=oIhYZs5YqR8
http://jp.youtube.com/watch?v=DcRCxRtsMMY


また足踏み特訓の日々が始まるのか…。床の補強をしなきゃイカンな。
posted by せばすちゃん at 00:05| Comment(6) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

「オキャ会」参戦!

本日はhiroさん主催の「オキャロランを弾く会」に久しぶりに参加してきた。この会は基本的に月に1回開催されているのだが、最近はタイミングが悪く参加出来ていなかったのである。この会にはしゃおさんや194さん、ともよさんといった腕利きの方々も参加されており、発足当時の理念とは裏腹にやや高いレベルの練習会となっている。しかし今の私にはそういった刺激は大歓迎である。


oca1.jpg
(注:写真はなんちゃってパノラマ処理。…気持ち悪いね。)

今回の参加者は7名。残念ながら第二の師匠であり強敵(とも)である「しゃお」さんは仕事の都合により不参加だったが、何度か一緒に遊んでいただいているギターのSさんと、大森師匠麾下の兄弟弟子2名が新規参加されていた。兄弟弟子のお二人は、なんとフィドル暦5年とのこと。ぬぬう…しゃおさんがいないと思えば、また強敵が…いつまで経っても下っ端の位置を脱出できず。

個人的な目標は暗譜した曲のおさらいと音程のチェック、新曲を仕入れることの3点。一人1曲ずつ曲を出しつつ廻していく「ポルカ廻し」「ジグ廻し」などで遊びつつ、知らない曲のチェックをしたり、暗譜できているかを確認していく。しかしまぁ今回の参加メンバーは異様にたくさん曲を知っておられる。暗譜はしていなくても、すぐに曲名と楽譜が出てくるのは流石である。まったくもう…世の中にはスゴイ人間というのは沢山いるものだね。新曲のネタ仕込みとしては、次の目標をストラスペイとスライドに設定。この2ジャンルに関しては、まだ持ち曲が1曲も無いので、次回までに仕入れておくことを決意する。あとはジグで「Up in the air」「Paddy's Return」かな。


テンポも程よく気持ちよく練習会は進む。ほとんど休憩することもなく、ふと気がつけば弾きも弾いたり、なんと4時間が経過。いやまぁなんというか…自分のことを棚にあげて言うのもなんだが、ちょっとアレよね。やり過ぎっつ〜か、大人気ないっつ〜か? 4時間って耐久レースと同じ時間だからね。まぁ「オキャ会」には8時間練習会(通称:8耐)なんてのもあるから、今回はまだヌルい方ではあるのだが。

いや、物事に夢中になって打ち込んでいる姿は美しいものに違いない、うん。きっと。…メイビー。


参加の皆様お疲れ様でした! 次回までにはもうちょっとパワーアップしておきます!
posted by せばすちゃん at 21:06| Comment(9) | TrackBack(0) | ライブ・セッション・練習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

遥かなる道程

かつて、ジオン・ダイクンはそれを「人の革新」と呼んだ。「ちっ、またガンオタ・ネタかよ」と他のページへ飛ぼうとした早とちり野郎! ちょっと、待ちたまえ。ちゃんとフィドル・ネタである。何故いきなりそんなことを言い出したのか? それは私がある驚愕の映像を目にしてしまったからだ。そして、かく感慨を抱いたのである。

「ヒトはここまで進化できるのか」と…。



昨日、「オキャロランを弾く会」に参加したことは前述したが、その際に会長であるhiroさんから一枚のDVDを頂いた。それは奈良在住のフィドル仲間であるYoshiさんから「賄賂」と称して託されたものである。奈良のローカルテレビで大森師匠の演奏が取り上げられたことは噂で聞いていたが、どうもそれを録画したもののようだ。その時点ではさしたる感慨もなく頂いたDVDをバッグへ詰め込み、練習会へと没頭していった。しかし、それが文字通り懐に抱え込んだ巨大爆弾であることを知る由はなかったのである…。


naratv.jpg

練習会が終わり、帰宅。食事をとり、練習会の記事をアップし、晩酌などをして週末の夜を堪能していたのだが、ふと頂いたDVDを思い出す。おもむろにデッキにDVDを叩き込み、コーヒー・マグを片手にソファーに沈み込む、せばすちゃん。一見、優雅に見えるシーンだが、それは再生ボタンを押すと同時に消滅する。そしてその夜、ついに私はそのソファーへと戻ることはなかったのである。

画面に現れる大森師匠とギターの岡崎師匠。ギターの岡崎氏は教室でギターを教えておられる方で、大森先生との演奏活動も多い。ギターはもちろん、手品も超一流のエンターテイナーである。(参照) かのエンターテイナーぶりは私の目指すところでもあるので、勝手に師匠という呼称をつけさせて頂いている。 そして曲が始まった途端に、我が家のリビングの空気が一変する。



せば&妻:「なんじゃこりゃ!? すんげえええええええ!!!!」

レッスンで毎週、師匠の演奏を聴いているはずの私でさえ思わず目を見張る素晴らしい演奏が繰り広げられる。岡崎師匠のセンスのいい伴奏も最高だ。曲目は北欧のトラッドとアイリッシュ、そして師匠のオリジナル曲なのだが、私が日ごろ家で練習しているのを聴いている妻も、しょっちゅう耳にしている曲が多い。

せば:「私が弾いているのと全然違う…違いすぎる…。同じ曲とは思えん。」
妻 :「…まったく」



以前にもこんなやりとりがあったような気がするが(参照)、100%完全無欠の事実なので反論のしようもない。何よりも私自身が師匠の演奏に心を奪われまくってしまっていたので、反論する気にさえならない。まさに変幻自在の演奏。わずか総重量500g弱、全長60cm弱の木切れで出来たバイオリン。このちっぽけで原始的な構造の楽器から、かほどの音が出ようとは…。 ヒトはひとつの楽器を、ここまで極められるモノなのか。 いつのまにかソファーからずり落ち、いつのまにかテレビににじり寄って画面に釘付けとなっている、せばすちゃん。何度も何度も繰り返し画面をみつめているうちに、夜は更けていった。


このブログではかなりアレな扱いをされているが、やはり師匠はスンゴいお人なのだ。改めて思うが、こんな凄い方に直接に教えて頂いているというのは素晴らしい幸運なんだなぁ。しかし、ただ恐れ入ってひれ伏しているのは私らしくないだろう。やはり「いつかブッ倒す」気概で挑み、この偉大なる演奏家から少しでも何かを吸収したいものだと思う。


最後にDVDを提供して下さったYoshiさん、本当に有難うございました! 家宝にいたします。
そして奈良テレビの皆さん、ローカルじゃなくて全国ネットでやってクダサイ…。
posted by せばすちゃん at 20:34| Comment(18) | TrackBack(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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